１
二段燃焼とは、燃焼空気を二段に分けて供給しNOxの生成を抑制する方法であり、一段目で計算上必要とされる量より多い空気で燃焼させ、二段目でさらに空気を送り完全燃焼させる。
２
燃焼排ガスの脱硝法のうち、多くは、還元剤としてアンモニア、尿素等を用いて排ガス中のNOxを選択的に窒素に還元する乾式法が利用されている。
３
SSとは水中に浮遊または懸濁している直径2㎜以下の粒子状物質のことで、水の見た目上のきれいさを決める要件の一つで、懸濁物質と呼ばれることもある。
４
LNGの冷熱利用は省エネルギーの有効な手段であり、一般にLNGの冷熱エネルギーの40～50％は、ガス送出圧力エネルギーとして回収されており、残りの未利用の冷熱エネルギーの利用が工夫されている。
５
ポンプの流量を制御する方式のうち、流路に調節弁を設けて開閉により行う流量制御方式は、流量を絞った場合に調節弁での動力損失が少なく、駆動電動機の回転数を制御する方式と同等の省エネルギー効果が得られる。
６
サーマルNOxの発生は、燃焼雰囲気の温度が低く、酸素濃度が高いほど、また滞留時間が長いほど増加する傾向がある。
７
圧力回収設備を導入することは、エネルギー使用の合理化に有効な施策である。
８
モーターのようにコイル要素を持った負荷の場合、電圧に比べ電流が遅れた波形状態になっているため、力率改善による省エネルギーが期待できる。
９
冷熱発電のLNG直接膨張方式は、冷熱エネルギーを圧力エネルギーへ変換して発電するため、システムが単純で市中送出ガス圧力により出力が左右されない。
１０
特別管理産業廃棄物のうち、廃PCBや廃石綿は、特定有害産業廃棄物に指定されている。
１１
工場の省エネルギー対策においては、現場の運転管理のみならず、設備の設計及び施工も含めた総合的な検討が重要である。
１２
回転数制御による流量制御方式は、調整弁による方式と比較して、設備投資が安価であるが、動力損失が大きい。
１３
LNG冷熱エネルギーの有効利用率をLNG基地全体として評価するには、冷熱エネルギー及び圧力エネルギーを考慮したエクセルギー解析を用いることができる。
１４
廃棄物は、発生形態や性状の違いから、産業廃棄物と一般廃棄物に分類され、廃棄物処理法に定義された産業廃棄物に該当しない物は、すべて一般廃棄物になる。
１５
硫黄酸化物の発生を抑制するには、燃料中の硫黄分を除去する「燃料脱硫」、排ガス中の硫黄酸化物を除去する「排煙脱硫」等の技術を活用する。
１６
すべての水域においてpHは常に規制される項目の１つであり、多くの水中生物、農作物にとって望ましい水のpHは9.5～10.5である。
１７
付臭剤の悪臭の拡散を防止するため、付臭設備を建物内に設置し、換気ブロワ等で室内を陰圧（負圧）にしてから室内からのにおいの漏洩を防止する等、設備面での対策を行う。
１８
LNG冷熱発電の「ランキンサイクル方式」は、LNGの低温エネルギーを直接利用したものである。
１９
燃焼排ガスの一部を燃焼用空気に混入することにより、酸素濃度を高くし、NOxの生成を抑制することができる。
２０
蒸気を燃焼炉内に直接吹き込み燃焼温度を高くすることで、NOxの生成を抑制することができる。
２１
窒素化合物を全く含まない都市ガス等に燃料転換することは、ThermalNOxの発生を抑制するのに効果的である。
２２
燃焼に際しては、過剰空気率が上昇すると排ガス顕熱による熱損失が減少し、燃料原単位が低下する。したがって、空気費の低減が省エネルギーにつながる。
最後に
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まめのめです。
ガス主任技術者試験・製造・環境の過去問を〇✕にしました。
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