1
ガス工作物のガスまたは液化ガスを通ずる部分には、点検や修理等に可燃物を安全に置換できるように、ガス抜き口や不活性ガスの注入口等を設置しなければならない。
2
停電によりガス工作物の機能が失われず、そのままガス送出を継続するために、保安電力の確保等が必要である。
3
人為的なミスや機器の故障時等に保安の確保を確実にするため、計装回路のうち保安法重要な箇所には、適切なインターロック機構を設ける。
4
LNG1次受入基地用アンローディングアームには、緊急時の安全対策として、緊急遮断システムや緊急離脱装置がある。
5
低気温発生時、水配管は凍結防止対策等が必要であるが、LNG気化器はLNGが超低温であるため、特段の注意は必要ない。
6
気化装置には、液化ガスが液体のまま気化装置から先へ流出することを防止する逆流防止装置の設置が必要である。
7
保安電源として確保する自家発電用の原動機には、ディーゼル機関やガスタービン等が用いられるが、確実な指導が必要なため、液体燃料とガスの切り替えが可能なデュアルフュエル型は使用してはならない。
8
製造設備の運転及び監視にかかる制御システムには、サイバー攻撃からのリスクを判断したうえで、適切なセキュリティ対策を講ずる。
9
放散処理設備であるベントスタックには、放出したガスが周囲に障害を与える恐れのないよう適切な措置を講ずる必要がある。
10
遮断装置には、誤操作を防止し、かつ確実に操作することができる措置を講ずることが定められている。
11
液化ガス用貯槽相互、ガスホルダー相互及び液化ガス用貯槽とガスホルダー間については、貯槽形式や直径に応じた最低限必要な距離が定められている。
12
ガス工作物の操作を安全かつ確実に行うために必要な照度を確保する手段として、誤操作の恐れがない場合であっても携帯用照明器具を用いてはならない。
13
高圧のものもしくは中圧のもの又は液化ガスを通ずる製造設備で過圧が生ずる恐れのあるものには、圧力を逃がすために爆発戸または破裂板を設ける。
14
静電気は液体と固体等が接触摩擦する際に発生するため、金属部分に電位差が発生しないように電気的に絶縁し、かつ接地しないことが必要である。
15
ガス事業者等の公共性が高い事業者は、一般電話に比べて優先的に接続される災害時優先電話を設置することができる。
16
すべてのガス工作物に対して、最高使用圧力や能力ごとに、事業場の境界までの距離、あるいは学校等の保安物件までの最低限必要な距離が法令で定められている。
17
可燃性のガスまたは液化ガスを通ずるガス工作物については、ボイラー等の火器を取り扱う設備までの最低限必要な距離が法令で定められている。
18
圧力上昇防止装置としては、フート弁、逆止弁、圧力または温度を検出して自動的に遮断する装置等がある。
19
ガスホルダーや液化ガス用貯槽に連絡される配管等には、圧力または温度の変化による伸縮を吸収するため、自己かとう管や配管ループ等を設置する。
20
ガス工作物の操作を安全かつ確実に行うための必要な照度の確保として、誤操作の恐れがなければ、携帯用照明具でも構わない。
21
保安電力は、買電または自家発電によるものとし、蓄電池を用いてはならない。
24
台風接近時は海が荒れ、海水の取水口に設置したスクリーン設備にごみが付着して海水取水量が低下する可能性があるので注意を要する。
25
台風接近時は徐々に気圧が低下し、相対的にLNG貯槽内の圧力が上昇するため、事前に貯槽内圧力を下げておく。
最後に
おはようございます!
まめのめです。
ガス主任技術者試験・製造・保安設備の過去問を〇✕にしました。
解答のpは公式テキストのページを示します。
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