1
レベル2地震動に対しては、構造物に変形は生じるが倒壊、漏洩は生じず、人身事故を防止するように耐震設計を行うこととしており、材料の弾性限界内での設計法(弾性設計法)により耐震性能を評価する。
2
個別設備の稼働調整方式のうち、圧力制御方式では、設備の運転負荷を一定に保つことができるが、急激な需要変動に追従できない可能性がある。
3
定期修理計画の策定にあたり、需要に対して必要な製造能力を確保できない場合は、検査期限を超えて実施する計画とすることもやむを得ない。
4
製造設備を安全かつ円滑に運転するため、あらかじめ運転管理基準、運転操作要領等を作成し、それに従て関係者の教育・訓練、及び日常の監視、現場パトロール等を実施し、適切な管理を行う。
5
警報や異常が発生した場合にはその初期段階で適切な処置を行うが、やむを得ず製造設備を緊急停止する場合は、定められた手順にこだわらず運転員の判断で停止させる。
6
レベル2地震動に対しては弾性設計法により耐震性能評価を行う。
7
耐震設計では、構造物が設置される地盤について、液状化・流動化を考慮する。
8
安全設計とは想定する地震動に対し、製造設備が地震で損傷しないよう強度計算等により評価し、設計するものである。
9
あらかじめ確認とは、溶接施行法、溶接士技能が技術基準に適合しているか否かをガス主任技術者が確認するものである。
10
溶接方式のうち、シールドガスとしてアルゴン等の不活性ガスを用い、母材と非消耗のタングステン電極との間に発生させるアーク内に溶加材を送り込んで溶接する方法を被覆アーク溶接という。
11
個別設備における稼働調整方式の1つである流量制御は、急激な需要変動に対しても供給量を自動的に調整できるため、安定供給が図れる。
12
LNGサテライト基地は、一般需要家向けだけでなく、限定された顧客専用に設置されるケースもあり、顧客の需要形態に合わせた制御方式の採用が必要である。
13
設備の運転状態を示す計測データは、点検時の履歴管理にも有効な記録となるため、必要に応じ記録に残し保存する。
14
緊急時には、非常態勢の確立、防災措置、連絡通報について、あらかじめ定められた運転管理基準等に従って処置する。
15
防災要因については、小防汚法、石油コンビナート等災害防止法等の関連法規を踏まえて、適切な人数を確保しなければならない。
16
レベル1地震動とは、供用期間中に発生する可能性は低いが高レベルの地震動をいう。
17
安全設計には、システムの多重化、フェイルセーフ等の考え方やプロセスラインのブロック化、保安距離等を考慮した配置計画等がある。
18
レベル2地震動に対する耐震性能評価では、「弾性設計法」により、耐震上重要な部材に生じる応力が部材の許容応力を超えないことを確認する。
19
LNG貯槽内のLNGは、外部からの入熱で濃縮が進み、その濃縮度合いは貯槽レベルによって異なる。
20
製造設備の点検は、維持管理基準や維持管理要領等に基づき実施するものとし、目視等の五感に頼らないことが重要である。
21
巡視・点検において設備に異常を発見した場合は、異常の程度にかかわらず速やかに設備を停止しなければならない。
22
警報や異常が発生し、やむを得ず製造設備を緊急停止し、製造停止に至った場合には、ガス事業法上、報告義務が発生することがある。
23
製造設備の維持のための巡視・点検の記録を残すことが、一般に保安規定で定められている。
24
貯槽への受け入れの際に貯蔵LNGと受入れLNGの密度差が一定値を越さないように管理し、層状化が発生しないように受け入れ計画を作成する。
25
LNG受入れ時にBOGが大量に発生することから、BOG処理や電力デマンド管理等に注意が必要である。
26
LNGサテライト基地での原料受払い計画は、BOG処理量や処理方法が限定されていることが多いため、特に注意が必要である。
27
LNGのロールオーバーの発生を防止するため、貯槽内LNGの水平方向の密度分布を監視することが必要である。
28
BOGを送出ガスに混入する場合には、熱量調整設備の追従遅れによる送出ガスの変動等にも留意する必要がある。
最後に
おはようございます!
まめのめです。
ガス主任技術者試験・製造・建設操業の過去問を〇✕にしました。
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