1
LNGは貯蔵中に外部からの入熱により沸点の高いメタンを主とするBOGが発生するため、LNGの液密度が低下する。
2
LNGは液化工程において、CO2、H2S、水分、重質炭化水素、水銀等の不純物が除去されている。
3
管路内を流れるLNGを急激に締め切った時に、流体の慣性で管内に衝撃と高圧が発生する現象をガイザリングという。
4
LNGは水と反応して氷に似た水和物を生成し、配管の閉塞等のトラブルを引き起こすので、LNGを取り扱う前に機器内を十分乾燥させる必要がある。
5
国内で就航中のLNG内航船の貨物タンクは、メンブレン方式が採用されており、航海中に発生するBOGはタンクに蓄圧される。
6
LNG貯槽内でLNGが層状化した場合、上層液は入熱によりBOGを発生することで、液密度が低下する。
7
バイオガスは、下水、食品廃棄物等の水分の多い有機物を無酸素状態でメタン発酵させて得られ、その組成はほとんどがメタンと窒素である。
8
LNGを取り扱う際に液封が起こると、外気熱による温度の上昇により、LNGが膨張しようとするため、内部の圧力が上昇し、フランジ等の弱い部分が破壊される恐れがある。
9
メタンは、常温では空気より軽いので拡散しやすいが、約-110℃以下の低温では、常温の空気より重く滞留に注意する。
10
LNGは急激な圧力上昇や温度低下により、配管中でベーパーロックが起こるおことがあり、送液が不可能になる等の恐れがある。
11
LNGを取り扱ううえで、気化特性、ロールオーバー、水和物等に関する注意が必要である。
12
ロールオーバーの発生を防止するためには、貯蔵中のLNGの高さ方向の密度分布(温度分布)を常時監視することが有効である。
13
液封すると入熱による圧力上昇が発生して危険である。LPGにおいては、その危険性はないので、液封防止の考慮は不要である。
14
バイオマスは、生成から消費に至るライフサイクルの中で大気中のCO2を増加させないため、カーボンニュートラルの特性を持っているといえる。
15
LNG船では、万が一のタンクからのLNGの漏洩対策として、一般に2次防壁を設けるとともに、タンクとこの2次防壁の間に空気を満たしている。
16
シェールガスは、在来型の天然ガスと比べてメタンの成分比率が高く、エタン、プロパンなどの成分比率が低いので、総発熱量が高い。
17
メタンはガス温度に関係なく空気より軽いので、地表面に滞留することはない。
18
LNGの配管や貯槽は、急激に冷却すると大きな温度差を生ずる恐れがあるので、注意する。
19
LPGは水と反応して水和物を生成し、ラインの閉塞トラブルを起こすので、LPGを取り扱う前に、機器や配管内を十分に乾燥させる必要がある。
20
バイオガスは、下水、家畜糞尿など水分の多い有機物を無酸素状態でメタン発酵することにより発生する。
21
LNG貯槽内でLNGが層状化した場合、上層液はBOGが発生することで徐々に液密度が低下する。
22
LNGが配管等の内部で気化して溜まり、これがポンプ等に吸い込まれて送液出来なくなる現象をキャビテーションという。
23
LNGのプール燃焼を消化する際に水を用いると、水からの入熱によりLNGの蒸発が助長され、かえって燃焼が盛んになるため、注水を行ってはならない。
24
LPGを扱う際には配管内で液封が起こると、外気熱による温度上昇により、LPGが膨張しようとするため、内部の圧力が上昇し、フランジ等の弱い部分が破壊される恐れがある。
25
LPGは、油田から原油、天然ガスに随伴して産出される天然LPGと、石油精製や石油化学工業で生産される副生LPGがある。
最後に
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まめのめです。
ガス主任技術者試験・製造・ガス原料の過去問を〇✕にしました。
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