おはようございます!
まめのめです。
ガス主任技術者試験製造記述「品質管理」の解答例です。
是非ご活用ください。
問
製造所における供給ガスの品質管理において重要な管理項目をあげ、それぞれについての管理上の留意点を述べよ。
解答例
熱量・燃焼性
ガス事業法で定める測定頻度(毎日一回)・測定方法(JIS)に従い調整・管理
留意点
燃焼性はガスの組成によって変化。操業条件、起動停止操作、混合ガスの組み合わせ変更に影響を受ける。
特殊成分濃度
ガス事業法で定める方法(JIS)で測定。
- 硫黄全量:0.5g以下
- 硫化水素:0.02g以下
- アンモニア:0.2g以下
付臭
供給ガス漏洩時の早期発見のため、容易に感知できるよう付臭。空気中での容積比率1000分の1で感知可能であること。
付臭剤の要件
- 生活臭と明確に区別可
- 誰もがガス臭と認識可
- 極低濃度で感知可
- 嗅覚疲労を起こしにくい
- 人体に害がない
- 供給系統を腐食しない
- 輸送中に吸着されない
ガス中の水分
導管中で結露しない露点まで脱水要
結露時の問題
保安・環境面
- 凝縮水による導管の閉塞
- ガバナー・メーターの凍結
- 導管等の腐食
- 抽水作業時の悪臭・交通障害
- 作業員の安全性
経済面
- 抽水作業費用
- 抽出水の処理費用
- トラブル処理費用
最後に
品質管理のうち「付臭」は個別でも出題の可能性があります。
以下のリンクから品質管理の解答例をご覧いただけます。
本解答例は必要と思われる事項を最小限にまとめています。ガス主任記述問題は加点方式といわれているため、より詳しくかけるならば書くことをおすすめします。
がんばりましょう!
ガス主任の勉強用の記事はほかにも公開しております。
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ここまで読んでくださりありがとうございました。
ありがとうございました!
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