おはようございます!
まめのめです。
ガス主任技術者試験製造記述「付臭」の解答例です。
是非ご活用ください。
問
供給ガスへの付臭の必要性と付臭剤が備えるべき要件について述べ、併せて付臭設備及び付臭濃度の測定方法について一例を挙げてその特徴を述べよ。
解答例
必要性
漏洩時,早期発見し事故防止を図るため、供給ガスだと容易に感知できる臭気要
付臭剤の要件
- 化学的に安定
- ガス燃焼により完全に燃焼され,燃焼後は無害無臭
- 物性上,取り扱いが容易
- 安価で入手が容易
- 嗅覚以外の簡易検知法がある
- 土壌透過性が大きい
- 嗅覚疲労を起こしにくい
- 極低濃度でも特有の臭気が認められる
- 人間に無害で毒性もない
- 生活臭とは明瞭に区別でき,一般人もでもガス臭であることが認識できる警告臭
臭気濃度の測定方法
1.パネル法:人の嗅覚で測定
試験ガスを空気を用いて希釈
→あらかじめ適正に選定された測定者4名以上により,においの有無を判定
→濃度算出
2.付臭剤濃度測定:分析機器により臭気濃度を測定
- 有機硫黄化合物を含む付臭剤に適用
- 付臭剤毎に測定法を選択:FPD付ガスクロマトグラフ法、THT測定機法、検知管法
- 付臭剤濃度から付臭濃度算出
最後に
付臭については「品質管理」の問題でも問われます。
以下のリンクから品質管理の解答例をご覧いただけます。
本解答例は必要と思われる事項を最小限にまとめています。ガス主任記述問題は加点方式といわれているため、より詳しくかけるならば書くことをおすすめします。
がんばりましょう!
ガス主任の勉強用の記事はほかにも公開しております。
以下のリンクからご覧になれます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ありがとうございました!
コメント