おはようございます!
まめのめです。
タクシー運転手さんのお話が濃密で一昨日・昨日とタクシーについて書いたんですが、
本日もタクシーについてお伝えさせていただきます!
話題は「個人タクシー」について。
会社に所属せず個人で所有するタクシーで働く方々です。
メリットがあったりデメリットがあったり、結構なるのが大変だったり、
個人タクシーに関するあれこれを書かせていただきます。
ぜひ読んでいってください!
個人タクシーの賃金
個人だと儲かる!
法人タクシーから個人タクシーになる理由の大部分はお金でしょう。
法人タクシーの運転手の賃金は自分で稼いだ金額の半分くらい、
もしくは自分で稼いだ金額-27万円という話でした。
個人タクシーになると自分で稼いだ金額のうち手元に残る割合が増えます。
え、全部残るんじゃないの?とも思いますが、
個人タクシーの運転手の方々は「個人タクシー組合」なるものに所属する必要があるらしく、
ある程度の割合をそこに持っていかれるそうです。
とはいえやはり法人タクシーよりもその割合は小さいので儲かるということでした。
個人タクシーにしかできない儲け方
人によってはこんなことがあるそうです。
・・・
お客さん「○○までお願いします。」
運転手「○○ですね。結構遠いので12000円くらいかかりますよ。」
お客さん「10000円くらいでいけないですかね?」
運転手「…メーター止めていいなら10000円で行きますよ。」
お客さん「?じゃあそれでお願いします。」
・・・
さあ何が起こったのでしょうか。
お客さんが払う額は10000円でよくなりましたが、運転手さんも得をするんです。
タクシー運転手が自分で稼いだ金額のうち会社ないし組合に持っていかれる金額は、
メーターを使って加算された合計金額で決まります。
つまり上の例のようにメーターを使わなければ会社や組合にとられる金額が減るのです。
この例の運転手さんは正規の料金から組合に引かれるよりも、メーターを使わずに10000円もらったほうが手取りが増えると考えてこのような提案をしたわけです。
当然不正ですけどね。
会社に所属するタクシーの場合ドライブレコーダーがついているためすぐにばれるでしょう。
一方個人タクシーであれば組合に監視されているわけではないですから、
メーターを多少使わなかったところでばれないんです。
不正はよくないですが法人タクシーより個人タクシーが儲かりそうなことは確かです。
個人タクシー運転手になるには?
儲かるなら個人のほうがいいから法人じゃなくて個人タクシーをやろう!
と思ってできるようなものでもないようです。
以下はすべての条件を網羅したわけではないですが、運転手さんに聞いた話では、
1.法人タクシーで10年間営業
2.個人タクシーになる直前の4年間無事故無違反
3.営業区域の権利を得る(1つの区域で営業できる人数が限られている)
これらが必要だそうです。
もちろん自分で車を用意する必要もあります。
3つ目のは特に面倒なようで、そろそろ引退しそうだなという人を見つけてその人から車と営業区域の権利を合わせて300万円で購入する、というようなことが行われているんだとか。
限られた枠の取り合いです。
時間とお金をかけないと個人タクシーの運転手にはなれないんですね。
個人タクシーのデメリット
サラリーマンと個人事業主の差と同じような差が
法人タクシーの運転手と個人タクシーの運転手の間にもあります。
個人タクシーのデメリットとして、
クレジットカード、車検、保険、事故の手続きや対応を自分でする必要があります。
加えて前節の個人タクシーの運転手になるまでの手間もデメリットと言えます。
個人タクシーの運転手を目指すかどうかはこれらを踏まえたうえで考えましょう。
最後に
タクシー業界にも雇われている者と一人で働く者の違いがありました。
あなたならどちらを選びますか?
くれぐれも不正はやめてくださいね笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
ありがとうございました!
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