カーシェアリングは環境に良い?:稼働率と寿命

環境

おはようございます!

まめのめです。

数年前から年々勢力を増している「カーシェアリング」。私も大学時代からお世話になっています。自家用車を買うほどのお金がない若い世代には非常に使いやすいです。

さて、今後人は「自家用車を買う」か「自家用車を買わずに必要な特にはカーシェアリングを使う」かを選択できます。一人ひとりがどうするかということでもありますし、社会としてどちらに向かうかということでもあります。

個々人としては多くの場合、「どちらが経済的か」というところがもっとも大事でしょう。一方で社会としては「どちらが環境に良いか」というところを意識する必要があります。

本ブログでカーシェアリングの環境性に影響する「稼働率」と「寿命」について述べていきます。

カーシェアリングが環境に良いといわれる所以がわかると思います。ぜひ読んでいってください!

稼働率

稼働率とは?

「稼働率」は人やモノがどれだけ働いているかを表します。例えば一日24時間のうち3時間動いていた自動車の稼働率は

3÷24=0.125(=12.5%)

です。稼働率の考え方として「働ける時間のうち何時間働いたか」だけでなく「フルパワーの何%で働いたか」という考え方もありますが、ここでは「働ける時間のうち何時間働いたか」で考えます。

稼働率と環境

モノの稼働率が上がれば必要なモノが少なくて済みます。

例えば自動車での移動の需要が合計で1日300時間分あるとします。先ほどの1日3時間働く自動車(稼働率12.5%)でこの需要を満たそうとすると、

300(時間)÷3(時間/台)=100(台)

で、100台の自動車が必要です。一方稼働率が2倍(1日6時間働く)の自動車であれば、

300(時間)÷6(時間/台)=50(台)

で、50台の自動車で済むのです。作る必要のある自動車の台数が減るので、当然環境には良いですね。

自家用車VSカーシェアリング

さて、カーシェアリングになると稼働率はどう変わるでしょうか?

自家用車を使用できるのは基本的に所有者のみです。ここでは仮に1人1台とします。一方カーシェアリングは1台の車を多くの人が使うことができます。仮に1日3人が同じ自動車を使うとします。全員が同じ時間ずつ自動車を使うとすると、カーシェアリングの稼働率は自家用車の3倍です。

稼働率が3倍になれば必要な自動車が3分の1になります。多くの人が使用でき、1日の間でたくさん稼働するカーシェアリングの方が環境に良いといえるのです。

自動車の寿命

寿命と環境

同じ自動車を長く使えば使うほど作る必要のある自動車の台数は減ります。すなわち環境に良いです。人間と同じくモノも作られてから廃棄されるまでの時間を寿命と言います。

カーシェアリングの寿命

メンテナンス

カーシェアリングで使われる自動車は一般の個人ではなく、企業が所有しています。それゆえ個人が持つより適切にメンテナンスができ、寿命は延びます。企業としても同じ自動車を長く使えた方が経済的なので、寿命を延ばそうとするでしょう。

リユース・リサイクル

自動車を企業が所有しているということは、廃棄も企業が行います。そのためリユースやリサイクルなど、資源の有効利用が行いやすいです。不法投棄の確率も低いでしょう。リユースやリサイクルによって自動車そのものやその部品、材料などの寿命が延びるといえます。

環境に良くならない可能性

ここまで「稼働率」と「寿命」の観点で、カーシェアリングは環境に良いと述べてきました。しかし、カーシェアリングが自家用車に比べて環境に良くならない可能性があります。それは「稼働率が上がることで寿命が短くなる」可能性です。

稼働率が上がって寿命が短くなる

カーシェアリングは稼働率が上がりますが、それによって寿命が短くなる可能性があります。1台の自動車が自家用車に比べて多く使われるので、劣化が激しくなるのです。例えば稼働率が3倍になったことで寿命が3分の1になってしまったら、長期的に見て必要な台数は同じです。自動車が使えば使うほど劣化する場合、稼働率の上昇が寿命の短縮で相殺してしまい、自家用車にくらべ環境に良いとは言えなくなってしまいます。

その他のポイント

EV化の促進

カーシェアリングによってEV化が促進すると言われています。EV化が進めばガソリンを燃やして温室効果ガスを排出することがないので環境に良いといわれます。ただ、カーシェアリングでどれだけEV化が進むのか、EVのエネルギーである電気を作るのにどれだけ温室効果ガスを排出しているか、EVを「作る」工程がガソリン自動車を作る工程に比べて環境に対してどれだけの影響かなど、考えるべき要素が多く複雑なため今回はメインとしませんでした。

また、自動運転とカーシェアリングも関わりがありますが、同様に考慮すべき要素が多く今回は割愛します。

金属資源の消費が減少する

EV化を考えなければ、カーシェアリングと自家用車の違いは「何台作るか」です。したがって、走っている間の温室効果ガス排出量には何ら変化はありません。自動車の温室効果ガス排出量は作る時よりも走る時の方が圧倒的に多いため、温室効果ガスの排出量は大きく変わらないでしょう。同様にガソリン等の燃料資源消費も大き下は変わりません。

大きく変わるのは金属資源の消費です。鉄やアルミ、その他自動車に使われる金属は走る時に消費するものではありません。自動車を作る台数が減ればそれはこれら金属資源の消費を減らすことにつながります。カーシェアリングが解決する問題は地球温暖化よりも資源枯渇の問題でしょう。

最後に

「稼働率」と「寿命」の効果でカーシェアリングは自家用車より環境に良いです。

今後自動車の購入を検討するときは環境のことも気にしていただければ嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ありがとうございました!

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